嚥下障害ママの奮闘記

嚥下障害を持つ主婦の過去、現在の奮闘記です。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

私と障害 その1

昔々、九州のある田舎で女の子が誕生しました。 しかし「オギャー」と一声泣いたものの、その後は続くことはありませんでした。 なんと呼吸器の発達が未熟だった為、呼吸がうまく出来なかったのです。 すぐさま大きな病院へ運ばれ、医師たちによる懸命な治療…

麺は季節によって…

『麺はソウルフード』にて、麺は切って食べましょう、と書きました。 もちろん食べやすくする為の事なのですが…ところで、私はラーメンの中で塩味が好きです。シンプルな味付けでスッキリとしていて美味しいからです。異論は認めます。好みの問題ですので。…

麺はソウルフード

日本人にとって、麺はとても馴染み深く、無くてはならない物であります。 うどん、蕎麦、ラーメン、パスタ、焼きそば、そうめん、冷やし中華etc… パスタはともかくとして、蕎麦やラーメンなどはズズッとすすりながらつるりとした食感と喉越しを楽しむ…たまら…

パンを食べたい!!

嚥下障害の人にとって食べにくい物はいくつかあるのですが、意外にも上位に来るのが『パン』なのです。 パサパサしていて口の中の水分を持っていかれたり、喉に詰まらせやすかったり…。 ご飯に比べ水分の量が少ない事が原因です。私もそうですが、朝ごはんに…

きざみ食

嚥下食レベルについての話の中で『きざみ食』という物を出しました。 食事の際、肉や野菜が大きすぎると噛むことがとても難しく飲み込みもしにくいもの。その為、とても小さく細かくして出す事によって飲み込みを良くしようと試みている食事形態です。 だけ…

何杯目?💦

実は私、現在入院中でございますいずれ書く日が来るでしょうが、嚥下に関する手術を行いリハビリしてる最中です。 さて世の中は3連休最終日。 天気は良くない都内の某病院へ旦那様とうちの子悪魔2匹が見舞いに来てくれましたまぁ〜元気一杯すぎるくらいのお…

飲み込みと呼吸

誤嚥について少し触れましたので、 飲み込みのプロセスもごく簡単に説明します。 まず食物を目で確認し口に入れます。歯で噛み砕いたりすり潰したりしつつ舌で唾液と混ぜ合わせながら食塊といわれる塊を作っていきます。それを舌で喉の奥まで運び、ゴックン…

とろみ剤

前回の記事で嚥下食について書きましたが、水やお茶などでさえむせて誤嚥してしまうひともいます。 さらさらした液体なので一見飲みやすそうに思えますが、さらさらしているからこそ口腔内の隙間をかいくぐり、飲み込みのタイミングが合わせられない事もある…

食事形態の変化

まず嚥下食と言うものは、噛むことや飲み込む事が困難になった人向けの食事です。食べられる機能によっていくつかの食事形態レベルに分類され、病院や介護施設などの食事に対する基準の1つとして『嚥下食ピラミッド』という三角形の図もあります。 一番レベ…

このカテゴリーでは

このカテゴリー『食に関する感想、考察』では、私が日常生活で食べて、飲んでみた物について感じたことなどを書いていきます。嚥下障害と一言で言っても、全員が同じ状態ではありません。全く食べられない人もいれば、ゼリーくらいなら、お粥くらいなら、普…

はじめに

このブログを訪れていただき、まことにありがとうございます嚥下障害を持つ主婦、私cattyanが受けた手術、病院でのリハビリを通して感じたこと、考えたこと、そして退院してから始まる日常生活の中でときに辛く、しかしときには楽しみながらも嚥下障害と奮闘…